コラム

正しい暗記法

① グループ分け(分類)をする、そしてたくさんの特徴をつかむことです!!


理由…例えば犬のペットを飼っている人がいるとします。自分の飼っている犬(チワワの弁慶君)と似たチワワを比べても自分の弁慶君は見分けられます。なぜなら、例えば「耳の後ろの毛が白いから。」と自分の飼い犬の特徴をつかんでいるからです。では、自分の飼い犬の特徴は一つだけしか知らないのかというとそうではないですね。他にも「鼻のしわ」であるとか、「泣き方」であるとか、たくさんの特徴を知っているから自分の飼い犬だと見分けられるのです。で、もっとよく考えると、飼い主は自分の飼い犬の特徴を暗記していますよね。何か特徴を書いた紙を見ていたわけではありません。しかも、犬好きでない人は、ゴールデンレトリバーとラブラドールレトリバーが違うことを知りません。でも、犬好きの人はしっかりグループ分けが出来ているので、ゴールデンとラブラドールが違うことがわかるのです。納得していただけましたか?


② グループ分けをするには、「共通点があるかないか、どの点が違うのか。」いつも意識しておくことです。


③ 特徴をつかむには、言葉の意味(特に漢字の持つ意味)に注目したり、図や絵を描いてみたり、場所や時期に注目したり、いろいろな角度から「観察」することがとても重要になってきます。


④ そのためには特徴をしっかりつかむまで「繰り返し」観察することが必要です。


⑤ そして「特徴をつかんだ!」と自分で思ったらすぐに、他の出来ている人にチェックをしてもらうことです。


例えば、動物園の飼育係の人がやっていることをまねすればよいのです。経験のない私がサルの飼育係になったとします。はじめはサルの見分けもつきません。そこでじっくり観察します。そして名前を覚えたら、つぎに群れの状況を理解しなければいけません。そのときには、サルの群れで何か事件がある度に先輩の飼育係の人に教えてもらいます。病気になったサルの見分け方も自分で観察しながら、先輩に確認していきます。そうやってベテラン飼育員になったら、もう私は立派な「サル博士」です。サルのことは何でもわかるようになっています。


「暗記」も「学習」も同じことだと思いませんか?


だから絶対にやってはいけない暗記法…「ただひたすら何度も繰り返し書く」


「チワワの弁慶君」と100回書いたら、チワワの弁慶君と他のチワワとの見分けがつくようになりますか?あるいは、サルの名前を100回書いたら30匹のサルの見分けがつくようになりますか?
答えは「NO」です。