常識と思われる先取り過ぎた授業は、必ずしも受験に備えているとはかぎらない。

  •  山元塾では塾授業だけでなく、高校授業も十分に活用し、学習に取り組むようにしています。現役高校生が予備校の講義だけで大学合格を目指すことは非常に難しいことです。現役高校生には予備校生ほど自由に使える時間がないということです。
      月-金1日5コマの計30時間は高校授業です。受験教科でないものも含まれますが、課外授業などがある進学校はおおよそこれに近い授業数といえます。高校生活では部活動や友人との時間などもあり、自由に勉強できる時間帯は限られています。山元塾では、この時間の束縛の中で高校授業を有効に活用した授業を行っています。
  • 高校2年の秋までに受験科目を終わらせるといった予備校方式が悪いわけではありませんが、万人がその手法でよいわけではありません。有名進学校であれば高校授業と予備校講義はあまり進捗状況はかけ離れていませんが、普通進学校であればこの差は大きいと思います。さらに、定期テストや学校行事もあるわけですから、ただの消化講義としないのならば、先取り過ぎた授業は、非常に難しいと思います。
  • 私どもが最も恐れることは、『やったつもり』です。これは3年生の秋ごろに判明してくることです。判明したときに挽回するのは非常に困難です。これまでの学習手法が覆され、本番まで残り短い時間と疑心暗鬼の狭間で勉強しなければなりません。受験勉強を取り組んだと思い込んだ時期が早ければ早いほどこの気持ちは大きいです。
    • 山元塾英語概論

  • 国公立大学入学を目指すのであれば,「センター試験」と大学別に課せられる「二次試験」という二つの試験を受験しなければなりません。近年の英語の二次試験は、センター試験の平易化傾向により難易度は下がっています。とは言うものの,基本的にはセンター試験より難易度が高い問題が出題されるので、二次試験に焦点をあてた学習を行うことが総合的にみて効果的な学習といえます。入試が易しくなっているからこそ、基本的な部分のミスをいかにしないか、問題出題者が差別化を図ろうとする部分をいかに取りこぼさないかという点がより重要になってくるのです。
    ではそのミスや取りこぼしをなくすためには,具体的にはどうすればいいのでしょうか。私たちは次の3つのやり方でその克服を図ります
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  •     1.「英語構文」を使った「言葉のセンス」の涵養
  •     2.TOEIC問題,センター試験を使った処理速度の向上
  •     3.TOEFL問題に出題される学術的な文章の理解
  • 1.「英語構文」を使った「言葉のセンス」の涵養
  • 上記は大阪大学医学部の入試問題です。もし文中にある「意外に」という言葉を知らなくても、国語能力を駆使して「予想以上に」,と他の言葉に置き換えるという柔軟性があれば対処することができます。この柔軟性は、一朝一夕に身に付くものではありません。よく「言葉のセンス」という言い方で表現されますが、言語感覚は決して先天的なものではなく、より広範で多岐にわたる文章に触れ、実際に使うことで涵養されるものであり、訓練によって身につけるものです。そのためにも、早い時期から構文(入試でよく出題される,日本語の文章構成とは異なる特徴のある英文のこと)の訓練を始めることが確かな「言葉のセンス」の土台となることは,私たちの経験上間違いありません。
  • 2.TOEIC問題を使った処理速度の向上
  • 誰もが出会う英語の大きな壁は,「長文の読解」です。大量の文章から必要な部分だけを読み取る作業を短時間で行う能力が大学入試では必要とされます。一文一文を訳する能力ではなく,スキミング(設問で必要な部分だけの読み取り)こそが最大にして超えなければならない壁であります。センター試験ではスキミングの能力を問われていると言っても過言ではありません。TOEICの試験は極めて高い処理速度が要求されます。約3分で200語~300語程度の文章から3つほどの設問を読み解く長文は,処理速度を高める訓練に適しています。長文のみでなく,一題30秒で答えなければならない熟語・単語・文法問題,絵を見てどのような状況かを判断するリスニングテストなど,センター試験と似通った問題傾向となっています。一般的に高校ではTOEIC学習を用いた指導をしていませんが,センター試験受験という目標がはっきりしている人にとっては大変効率的な学習法です。勿論,センター試験の過去問・類似問題も併用し,その効果を確認していきます
  • 3.TOEFL問題に出題される学術的な文章の理解
  • TOEFLは,英語圏の大学に入学する際に用いられる英語検定です。TOEICと違い,より学術的な文章が出題される点です。出題される分野は人文・化学・物理・芸術系と多岐に分かれているため,二次試験に出題される英文内容を網羅できます。二次試験はセンター試験に比べ単語等が難しくなっていますが,実は英語力だけを問うものではありません。一般的な常識・教養を備えている者にとっては,英文を読まなくても解答を見つけ出すことができる問題もあるのです。
     以下の文は,大阪大学で出題された問題の一部抜粋です。
  • これはハチの行動習性・行動メカニズムについて正しく述べている文を選ぶ問題です。仮に英文を読み解くことができなくても,ハチの習性について一般常識程度の知識があれば正答を選び出すことはできます。TOEFLの長文を練習する際には単に英文訳をすることだけでなく,その背景にある話題についても言及し,解説していきます。
     ※ 正答は(ニ)
  • 最後に
  • 英語は日本語と文字・文法が異なりますが,そこには「規則性」が存在します。その規則を発見しさえすれば,ルールに従って言葉を当てはめていくだけの,いわば「パズル」の一種とも言えます。ひとたび英語をパズルのように考えることができれば,勉強としてではなくゲーム感覚で楽しく自発的に取り組むことができるでしょう。後は,英語を話す人々の思考方法を徐々に身につけていけば生涯を支える道具となってくれます。けれども現実を鑑みると,そこまでの領域に達する人は希です。それは学校での英語教育が文法・日本語訳という細かい部分に拘泥し,また規則性・思考法を伝えることのできる教員が著しく不足しているからです。私たちは,学校教育の範囲ではカバーしきれない部分を補うためにも,上記3つの方針に基づき,英国での留学経験のある講師が指導していきます。
    • 山元塾数学概論

  • 近年、知識だけで解くことのできる問題は減少傾向にあり、知識を応用し、各専門の現場で起こりうる問題を解決できる資質を持っているかを問う問題が増加傾向にあり,数学に関しても同様のことが言えます。そのため,本来は理系の職業に就きたいが,数学が苦手だから文系に進まざるを得ない,或いは将来の目標のために必須である数学が壁となって苦い挫折をする,という多くの例を私たちは見てきています。
     この様な現状を打破するために,私たちは
  • センター数学”常に”8割以上!!!
  • という目標を。その目標を達成するために,次の3つの基本方針に基づいて指導していきます。
  •    1.苦手意識の克服
  •    2.小テストによる計算スピードの向上および計算ミスの抑制
  •    3.センター試験、二次試験の過去問を使った応用問題への対応能力の向上
  • 1.苦手意識の克服
  • 近年、学生の理系離れが進んでいるとよく報道されています。その原因は問題解決に向けての思考手順を考えることができないことにあります。つまり論理的な思考能力が低下しているのです。例えば、文章問題中で与えられた情報を組み立て、それを用いて解決することが苦手な生徒が多いことがそれを表しています。しかし、数学の問題はすべて算数レベルの問題に分割でき、必ず1つの答えを得ることができるのです。しっかり順序だて,一つ一つの問題を解いていくことができれば難しくないのです。私たちは入試問題の過去問の中でも長い文章問題を使い、一つ一つ問題を分割して、どこの注目しすればいいのかに重点を置いてしっかりとした解説を行うことでこの課題を克服します。
  • 2.小テストによる計算スピードの向上および計算ミスの抑制
  • 計算スピードの向上に関しては2つのポイントがあります。1つ目は単純な計算を高速に解けること,2つ目はどの解法を使えばいいのかに早く気づくことです。1つ目に対しては,チャート式問題集の例題を用いた小テストを行うことで計算スピードの向上を図ります。2つ目のポイントに関しては,全国模試の過去問を使って考え方の確認を行います。
  • 3.センター試験、二次試験の過去問を使った応用問題への対応能力の向上
  • 試験問題は多くの場合,過去問の傾向を踏襲したものがほとんどです。従って,過去問を解いて苦手分野をつぶしていくことが最も基本的かつ効率的な試験対策と言えます。先にも述べたように、近年は未知の問題に対する解決能力を必要とする問題が増加傾向にあります。講義においては,物事の本質を理解させるために身近な例で解説するなど,最大限の努力を払って行います。また、学生が自立して学習に取り組める能力を身につけることができるようになること、つまり問題解決能力を身につけることができるようにします。

  • 具体的な目標として、センター試験の数Ⅰ・Aおよび数Ⅱ・Bにおいて8割以上の得点を確実に取れる”実力”を身に着けてもらうことを目標とします。数学の問題はすべて算数レベルの問題に分解できます。分解のための公式および定理は普通の教科書にすべて記載されています。どの公式・定理を使えばいいかはある程度の訓練で身につきます。ここに掲げた目標は十分達成可能なのです。
  • 二次試験に関してもセンター試験で8割取れる実力があれば十分対応可能なので、あとは基本を活用できる問題解決能力さえあればいいのです。その問題解決能力を身に着けるにはモチベーションが重要になります。その点に関しては講師から生の情報を送ることで人生の目標および将来の展望をより具体的にイメージさせ、部活と勉強をうまく両立させることができるようフォローして行きます。
  • なお,数Ⅲ・Cが受験に必要な学生には上記の指導とは別にカリキュラムを立て指導を行います。ただし,上記の数Ⅰ・Aおよび数Ⅱ・Bの対策が不十分な場合,数Ⅲ・Cの対策は意味のないものになりますので,まずは数Ⅰ・Aおよび数Ⅱ・Bの対策を十分に行うことが必要です。その際学習効率を上げるためには、数Ⅲ・Cが受験に必要な学生は高校2年の段階までに、数Ⅰ・Aおよび数Ⅱ・Bのセンター試験の得点を確実に8割以上にしておく必要があります。
  • 保護者の方へ



    • ⇒月末/月初に発刊します。

    • ⇒季節/節目に発刊します。
    • ◆徒然なるままに
      ⇒塾長・講師の日々

    塾生・入塾希望の皆さんへ


    • ⇒春期/夏期/冬期講習の募集要項が更新されます。内容をご確認の上、お申込ください。


    • ⇒定期テスト対策に関するお知らせを更新します。不定期更新。