季刊山元塾 08春号!~「歴史学から見たグローバリズムとは」~
第三話 「歴史学から見たグローバリズムとは」
今回は「経済」に注目して話をしてみたいと思います。
ブログでも触れていますが、結局貧富の差は経済に対する理解力で決まるのです。
「ややこしい話は嫌い」といいながら「なぜ生活は楽にならないのか」とため息をついても何も始まらないのです。
歴史的に見ても日本のこの1980~2000年代は、極めて珍しい「何も考えなくてもうまくいく」時代でした。
そしてこの恵まれた時代は終わろうとしています。
これからは「努力しないと生き残れない」、人類の長い歴史の中では大部分を占める「生存競争の激しい」「普通」の時代となっていくのです。
そこで、この歴史の展開を古代ローマの歴史で簡単に説明してみましょう。
まず古代ローマは周囲の都市国家からの「はぐれもの」の集まりから始まります。
そう、ローマは決して恵まれてはいない人々の集まりだったのです。
そのハンディが古代ローマの発展の原動力となりました。
