月間山元塾 6月号 ~第10話「学習の上で重要な能力は適確に思い出せる力である」
第10話「学習の上で重要な能力は適確に思い出せる力である」
今回は「当たり前じゃない。」といわれそうなお題ですが、この一番基本的な能力が学力上位者から下位者にいたるまで著しく低下しているのです。
「適確に思い出せない」のは、結果にたどり着くまでの過程が薄く、短絡的思考(私が言うところのゲーム脳)になっているからです。
今までも折に触れこの問題を取り上げてきましたが、今回はもう少し掘り下げて説明したいと思います。
まずそれぞれの成長段階に応じてどこにつまずきが生じているのかを説明したいと思います。
①小学低学年まで・・・
このころまではすべてにおいて親が面倒を見られる年頃です。
さらに少子化・核家族化に伴い決まった人間とのコミュニケーションが濃密になっています。
このことは親にとって子供と深い愛情でつながっていると錯覚してしまうのですが、実はかえって子供は親に依存していくようになっているのです。
そしてこの依存体質は「困ったら助けてもらえる。」という経験則を子供に与え、本能的に「考えない」「嫌なことはしない」行動をとるようになります。
10歳未満あたりだと理解力に乏しいので言葉で注意することと日頃の経験則とでは、当然日頃の経験則に従うこととなります。
