月間山元塾 5月号~第18話「高校生の育て方~価値観編」
なぜ「価値観編」なのかといえば、以前にもお話させていただきましたが、現在の高校生・大学生の多くが、「目標のないまま」ただ学校に通い日々を過ごしてる状況だからです。
何事も「目標」を定めなければ「やる気=モチベーション」が出て来ないのは明らかです。
理想を言えば、「人の役に立つためには自分は何を目指そうか」といったことを考えて「目標」を定めてもらえるのが良いに越したことはありません。
でもそこだけにとらわれて「目標なんて決められません。」と肝心な入り口の段階でつまづいてしまっている学生が多いのです。
しかも、「そんな目標を持った人間なんてごく一部でしょ、親の私でも目標のないまま大学に行きましたからね。あはは。」とおっしゃられる保護者の方をよく見受けます。
しかし、よく考えていただきたいのですが、そのような保護者の方でも昔は「大学行って遊ぶぞ、名の知れた大学には入りたい。」などといった「目標」(俗っぽいものですけど)があったのです。
その欲望がまさに「がんばる」原動力だったのです。
ひるがえって現在の若者はといえば、欲求の乏しい「草食系」だといわれています。
子供時代にほとんど欲求が満たされているので、大学進学時や就職時になったときには、「がんばる」原動力である「欲望(野望でもいいかもしれません。)」が沸いてこないのです。
そして結局「がんばれない」若者は社会に適応できない状態に陥っていくのが今の現状なのです。
ところが先ほどのような保護者の意見を多く耳にします。
残念ですが、問題の深刻さをご理解なさっておられない方が数多くいらっしゃるのは事実です。
以前にもブログで触れましたが、「みんなと一緒=横並び」の子供時代を送るとほぼ確実に「草食系」に育ってしまうのです。
いまの20代前半より下の世代は「草食系」が普通なのです。
言い換えれば「がんばれない」ことが当たり前の世代なのです。
