山元塾通信

月間山元塾 6月号~第19話 「中学生の育て方~学習編」

A 中一~中三一学期
この時期はまず定期テスト対策を中心に学習が進んでいくと思います。
その定期テスト対策の学習からお話したいと思います。
ほとんどの生徒は教科書のワークを1回か2回やり、答えは丸暗記で済ます。といった学習スタイルだと思われます。
家庭教師や学習塾に行っていてもこのような学習をしている生徒がほとんどでしょう。
このような学習スタイルは、以前にもご説明しましたように「丸暗記=思い出せない」、しかも、くり返し学習の学習量も不足していて定着度も悪くなります。
これでは入試問題=応用問題を解く力は養われません。
かといって、学習塾でひたすら応用問題ばかり解いていても、基礎学習が疎かになれば能力の向上はきわめて鈍いものとなります。
この基礎力と応用力のバランスを考えながら日頃の学習スタイルを考えるべきなのです。
では、つぎに理想的な学習スタイルを説明していきたいと思います。

成績下位グループの生徒の学習スタイル
成績が下位に低迷している生徒のほとんどは学習量の不足または「確実でない」ところに原因があります。
学習量の不足は増やせばよいわけですからここでは割愛するとして、「確実でない」学習の改善法を紹介しておきます。
とくに「ゆとり教育」世代は、ほぼ全員ができてしまうような超基本的内容の反復を、特に小学校低学年でさせられてきました。
その結果「間違い」を非常に嫌う傾向があります。
さらには「絶対評価」によって「がんばった自分をほめる」指導をよく考えもせずに行った結果、客観的に見ると努力不足なのだが、自分では「よくがんばった」という評価をする子供が大勢を占めています。
このような中では子供は「完璧でなくてもいい」という考えをしがちになります。
「ミスを容認する」考えそのものを変えていかなければ下位グループからの脱出は厳しいものとなるでしょう。
したがいまして「取り返しのつかない間違いをしない」このことをご家庭全体で重要視していただく必要があります。