山元塾通信

山元塾 10月号~ 第21話 「小学生の育て方~学習編」

はじめに・・・
高校・中学とお話して来ましたので、ご理解いただけていると思いますが、現在の学習指導要領では国公立大学の現役合格は小学・中学時代の学習量の不足により困難な状況です。

例えば小数の掛け算は現在の学習指導要領では2桁の計算までしかしません。
3桁は教えなくてもいいのです。
3桁の小数の掛け算の練習もしないわけですから、小学校の授業だけを受けていて、高校・大学入試に必要な計算力の基礎は身につかないのです。
しかも、算数では図形・割合・文章題の内容が著しく削られました。
ですので、小学校が言っている「基礎・基本の徹底」は小数の2桁の計算ぐらいのレベルまでのものなのです。
その程度であれば8割の子供はできます。
しかし、「その8割すら維持するのがやっと」というのが学力テストで明らかになっている現状なのです。

いまひとつよくわからない方は野球の練習を考えてみてください。
小学1年生の子が始めてしたキャッチボール程度の練習を小学6年生になっても、小学1年生と同じレベルで練習するのと同じことなのです。
そんな練習をしていて野球が上達するはずもありません。
常に自分よりも上のレベルの練習をして始めて能力は向上します。
8割ぐらいの子供がすぐできるレベルを延々くり返しやっても意味がないのです。

さらに悪影響はもっとでています。