山元塾通信

月刊 山元塾 7月号~第26話 「成功する子育てのパターン その2」

第26話 「成功する子育てのパターン その2」

今回はまず「中・高の成功パターン」についてお話したいと思います。
その中でも「中学生の成功パターン」についてですが、これはズバリ
「どのように精神的に大人にさせるか。」
にかかっています。
いくら中学時代成績上位であっても、「精神的に」大人になっていなければ、高校や大学あるいは社会に出て行き詰まるのは、様々な方面から指摘されていることですし、実際私も公務員や企業の採用面接の指導を通じて痛感していることです。

では「精神的に大人になる」とはどういうものなのか。
それは「みんなのためになることを常に優先する。」ということです。
奇しくもサッカーW杯の日本対パラグアイ戦の中で解説者がパラグアイの選手を評して、「彼らは大人のサッカーをしますよ。常にチームの勝利のために自分は何をしなければならないかわかっています。浮き足立つとか緩慢なプレーをするとか期待しても無駄です。」と言っていましたが、まさにそのとおりです。
自分のプレーを成功させることは重要ですが、それは自己満足のためではなく、チームの勝利を得るために必要なことなのです。
それは学習においても同じです。
「成績を良くするのは何のためなのか。」
今の子供達や保護者、塾/予備校の講師、教員の多くが、「自己満足のため」もしくは「身近な人間のため」に終始しているのは明白です。
先程のサッカーに例えていうなら、「身近な人間のため」とは「監督やファンの気に入るサッカー」をしている事と同じなのです。
「みんなの役に立つためには、高い能力と賢さ(状況判断力)、そして情熱」が必要です。
ただ単に問題の解き方・点の取り方だけを追い求める学習では、自ずと限界があるのです。